石川県輪島市町野地区
臨時災害放送局

まちのラジオ

7月7日、昼12時〜(予定)
ただいま試験電波発射中 

クラファン
実施中!

最新情報更新中!

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まちのラジオとは?

実際のスクロールの挙動は、プレビュー/公開ページでご確認ください

石川県輪島市の中心部から珠洲市方面に20km程離れた場所に位置する町野地区は風光明媚な曽々木海岸などを擁する自然豊かな農村です。かつては鳳至郡町野町という独立した自治体でした。

#令和6年能登半島地震 に加えて、 #令和6年9月能登半島豪雨 では、町野町も甚大な被害を受け、現在、町に残っているのはおよそ1000人弱。多くが仮設住宅や半壊した住宅などでなんとか暮らしています。

被災直後から課題となっていたのは「情報」の伝達でした。

奥能登は(町野地区に限らず)その複雑な地形からもともとテレビ・ラジオなど電波が受信しにくく、テレビは輪島市営のケーブルテレビで視聴する人が大半を占め、ラジオについては山々に細かく配置された中継局を通じて車などで聞いていました。しかし昨年の地震や豪雨災害後はそれらの設備が壊れ、特に町野地区では完全な復旧はできていません。

加えて能登半島にはテレビ局・ラジオ局がないため、放送を受信できても、金沢であったり、人口の多い地域のものが中心となることから町野地区の人たちが欲しい情報がなかなか流れてこないという問題もありました。

輪島市ではこれを補うためにLINEを使った情報発信を行っていますが、町野地区は6割以上が高齢者であり、避難生活に必要な各種情報が得られずにいる人も多いのです。

加えて、現在は多くの人が仮設住宅に入りました。

とりあえず生活はできているものの、元々のご近所同士や集落から離れたところに住むことになった人も多く、また町の中で人々が集まる場所や機会も限られていることから、コミュニケーションの面も心配です。

地域に残る30~50代中心の任意団体「町野復興プロジェクト実行委員会」(以下、町プロ)では、発災直後から町民が集まるイベントを開催したり、ボランティアの受け入れと仲介を行うボランティアセンターを運営するなど、自分たちの町の復興は、まず自分たちで!!と様々な活動を行ってきましたが、昨年9月の豪雨災害で二重被災した直後から、この「情報」と「コミュニケーション」の問題が今後の課題であると考え、これを解決する手段として大規模な災害が発生した際に被災した地域内で臨時に開設できるラジオ局「臨時災害放送局」(以下、災害FM)が有効ではないか?と考えました。

そこで実際に東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県女川町で2011年から5年間、女川さいがいFMを運営し、その後も熊本や北海道などで災害FMの支援・運営を行ってきた一般社団法人オナガワエフエムに連絡を取り、この制度を使って、いま町内に残る人たちへ向けてラジオ放送を行えないか?を相談してきました。

輪島市全体ではなく、その一部である町野地区周辺のみで放送を行うことや、そもそも町プロスタッフのマンパワーの問題などいくつかの課題がありましたが、所管する総務省北陸総合通信局や日本コミュニティ放送協会北陸地区協議会にご協力をいただき、去る2月22-23日にかけ、まずはお試しでやってみよう!と一日のみの実験放送を行いました。

当日は武内陶子さん(元NHKアナウンサー)と車吉章さん(富山・石川で活躍するフリーアナ)のお二人がボランティアで司会役を買って出てくださり、入れ替わり立ち替わりに、今、町野地区で生活している人々をゲストに迎え、その「声」を伝える生放送を実施。放送スタジオとなった町野支所に述べ250人が詰めかけ、町外からもインターネット経由でラジオを聞いた方含め、200名以上からメッセージ・リクエストをお寄せいただきました。

その結果を受け、町プロでは各所と相談を重ね、町野地区及びその周辺地域の復興まちづくりへ向けた第一歩として、臨時災害放送局「まちのラジオ」を正式にスタートさせたいと動いています。放送免許は輪島市から申請いただき、運営の主体は町プロが、オナガワエフエムなどに引き続き協力いただきながら行うカタチで、まずは一年間の放送を目指しています。

また実験放送時も行い、ご好評いただきましたが、放送開始後は町内に向けてFM電波でラジオ放送を行うだけでなく、その内容をインターネットを通じた同時再送信(サイマルラジオ)も実施予定です。これにより放送エリア外の方もリアルタイムで、町野地区で今流れている放送内容をパソコンやスマホからお聞きいただけます。

地震や豪雨災害で、町野地区、輪島市、奥能登からはたくさんの人が家や仕事を失い、金沢をはじめ、全国各地に転出されていますが、そうした方々や出身者、親類・縁者がいる方々、ひいては全国から奥能登の復興に関心を寄せてくださる方にも、直接、毎日、現地からの生の「声」や放送を通じて、町野とつながっていただけるラジオ局を目指しています。

どうか応援・ご支援よろしくお願いいたします。

番組表

7月7日から24時間放送を予定していますが、7月いっぱいはスタッフの状況やサイマルラジオ(インターネット同時再送信)の準備などもふまえ、暫定的な編成となります。あらかじめご了承ください。

まちの復興情報番組「まちのWA!」

10代から50代まで、農家・消防士・職人・スーパー店員など様々な立場の輪島市民が日替わりでパーソナリティーを務めます。全員ラジオの仕事をしたことがない未経験者ですが、どうかあたたかな「目」と「耳」で応援してください。

町野地区の復興の「いま」を伝え、仮設住宅に暮らす人を中心に皆さんに役立つ情報、生活がちょっと楽しくなるような情報をゲストやリクエスト音楽なども交えてお届けします。

月曜から金曜 昼12時から90分の生放送!!
そのあと一日6回 再放送も行います。
ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。

生活情報番組「くらしのWA!」

仮設住宅などで暮らす皆さんに必要な輪島市/石川県/国・政府機関などからのお知らせを紹介する番組です。町野地区中心に輪島市内で行われる催し・イベントの情報なども紹介します。
町野地区住民に対して、ラジオで紹介してほしいお知らせや情報がある方はこのホームページからお寄せ下さい。無料で番組内でご紹介させていただきます。(ただし生活に直接関係のない商品の販売などを目的としたもの、また内容によっては放送の公共性を考えお引き受けできない場合もあります。予めご了承ください。)

月曜から金曜 昼13時半〜30分 再放送有

ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。

最新情報

放送開始へ向けて、準備中です。

6月16日、AARJAPAN難民を助ける会様からのご支援により、町野町粟蔵の仮設商店街建設予定地(町野支所、もとやスーパーの裏手)の一角に「まちのラジオ」のスタジオ・拠点となるプレハブが寄贈・設置されました。
 
現在、プレハブに電気やネット回線を引き込む工事、そして「まちのラジオ」の開局・運営をご支援いただく、宮城県女川町のオナガワエフエム(東日本大震災で開設された女川さいがいFM)をはじめ、東京などさまざまな箇所から機材や机などを運び込んで、スタジオや送信所の整備を行っています。
 
臨時災害放送局は、本来であれば、もっと早期に開局されるべきものでしたが、地震に加え、豪雨の被害の大きかった町野地区ではインフラや場所の確保、そして何よりも大きく人口が流出してしまったことで放送を行いたくてもそれを担う人材が確保できなかった事情もあり、また輪島市や国からの予算補助もない中、文字通り、ゼロからの出発のため、ここまで時間がかかってしまいました。

しかし、多くの方の協力を得て、いよいよ実現まであと一歩のところまで来ました。5月の女川町での合宿に続いて、今、スタッフは放送開始に向けて毎日準備しています。最初は至らない点、お聞き苦しい点も多々あるでしょう。

2月の実験放送のあと、既存の町プロメンバーにプラスして輪島市内在住でラジオ局を手伝いたい!!と新たな仲間が何人か加わりました。その新メンバーを含め、私たちは「まちのラジオ」を通じて、単に情報を届けるだけでなく、町野、そして輪島、奥能登で「これからもここで生きていく」人々に一緒に復興へ向けての「掛け声」を発信していきたいと考えています。皆さんもどうかこの輪を広げてください。
 
*番組表、放送予定などは月末に更新予定です。
 
*5月17~19日の間、宮城県女川町に滞在して、開局後をイメージしたカタチで行った生放送番組「まちのWA!」については以下のリンクからアーカイブでご覧いただけます。よろしければぜひご覧下さい。
 

開局のためのカンパ・ご協力のお願い

開局に向けての資金及び物品提供のご協力をお願いしています。
臨時災害放送局(災害FM)開設・運営にあたって必要な費用(一部手続きに必要な費用の免除などはありますが)について、制度上、国や県などからの公的な費用負担は一切ありません。このため、原則として開設を希望する団体自らが必要な資金を用意する必要があります。東日本大震災では一部民間の基金などからの援助・補助金などが宛てられた事例はありますが、能登半島地震においてはそうした措置もなく、今回は日本財団様からの能登半島豪雨災害に関するボランティア活動への助成金(100万円)を活用させていただいている他は、すべて自己負担となっています。
 
そこで皆様にお願いします。
放送局を立ち上げ、続けていくため、町プロではクラウドファンディングを実施しています。
皆さんのご協力をよろしくお願いいたします。

クラウドファンディングページ
 
また放送開始に必要な資機材・スタジオの設置・整備を担当している一社オナガワエフエムではカンパを募集しています。
こちらもご協力をお願いします。
 
カンパ振り込み先銀行口座
七十七銀行(銀行コード 0125)
女川支店(支店コード409)
普通口座  5013954
名義人 一般社団法人オナガワエフエム 代表理事 松木達徳 (マツキタツノリ)

個人ではなく、法人・企業様の場合は協賛という扱いでも対応できます。
開局後に番組内で社名クレジットやCMの放送も可能です。
ご希望の場合はメール・電話にてお問い合わせ
ください。
 
集まった全額は「まちのラジオ」開局にあたり、スタジオを整備するための諸経費、支援活動に活用させていただきます。  

なお、銀行振り込み以外の方法をご希望の方に向けては、必要となる備品や機材の一部について、amazonほしいものリストのサービスを活用して公開いたしますので、そちらを使っての寄贈もご検討ください。

amazon欲しいものリストはこちら
現状、スタジオ・拠点として使える建物がほとんどないため、まずはプレハブやトレーラーハウスを用意するところから始めています。
放送機材はあちこちから譲っていただいていますが、経年劣化などで一部新たに購入しなければならないものもあります。
ラジオを持っていない住民も多いことから、ラジオ受信機なども配布していますが、まだまだ足りていません。
被災した当事者自身が運営する放送局、スタッフの研修や育成が必要です。(宮城県女川町で6人を受け入れ、研修を実施)
ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。テキストは「右寄せ」「中央寄せ」「左寄

2月23日実験放送の様子

Podcast(アーカイブ)

エピソード4~7 公開しました!!

2025年2月23日日曜日、能登半島地震の被災地で初となる臨時災害放送局(災害FM)の第一歩へ向け、地震に加え、豪雨で二重に被災した輪島市町野地区において、受信状況の実測調査と「災害FM」とは何か?地域のみんなで作るラジオ局とは何か?を実際に知ってもらうことを目的とし、一日限りの実験ラジオ局が開設された。

リクエスト音楽などを除いたトーク部分を1話30分前後に再編集してポッドキャストとして公開

私たちがどんな想い・目的で、いま「町野」の「町民」のためのラジオ局を作ろうとしているのか?
「町野」の町民たちがいまどんな暮らしをしているのか? 生の「声」でお聞きください。

BGM協力RYUITO
https://ryu110.com/

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これまで紹介されたメディア

新聞・テレビ・ラジオなどでもご紹介いただきました。(一部)

災害時の情報発信 輪島市町野地区でFMラジオの実験放送

NHK NEWSWEB(石川)

輪島の災害FM 東日本大震災被災地で学ぶ

TBC/JNN(宮城)

ももクロ 佐々木さんが、輪島災害FMを訪問

北國新聞

ラジオでつながる"春の声"

TBSラジオ サステバ
(podcast有)

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ACCESS

名称
町野町復興プロジェクト実行委員会事務所兼「まちのラジオ」スタジオ
住所
石川県輪島市町野町粟蔵二部80-10 (プレハブ)
TEL
090-6499-6617
地図
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